[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
写真は大分前になくしてしまい、未だに探している指輪。
何処にも売ってない。
見つからない。
政治(与党・最大野党)不信が強くなり、共産党の入党者が増えているというニュース記事がYahoo!ニュースにお目見え。
平成2年50万人をピークに、ここ10年は40万人前後を推移していた党員数が、今年に入って約9,000人増加しており、その2割が30歳未以下の若者、更に2割が60歳以上の高齢者ということだが、なんだか今更って感じだ。
若者と分類される入党者に関しては就業不安に起因する政治不信、高齢者と分類される入党者に関しては医療や年金制度に起因する政治不信が、主な入党要因とされている。
マルクスか何か知らないけれど、俺がそういうことを思っていたのは大学の頃から3年位前まで。
今も、今の日本が転覆したら面白いだろうなとか、クーデターが起きないかなと思わなくもないが、それは単に小説などの影響と言って構わないと思う。
具体的には「5分後の世界・愛と幻想のファシズム/村上龍」「人間失格・走れメロス/太宰治」「ゲバラ日記/チェ・ゲバラ」「悪について/中島義道」等。
昔俺が持っていたそれは、現実だった。
やりたい仕事もないし、自分を殺してまで仕事をする気はなかった。
好きなことは仕事にしてはならなかった。
信じられるものは殆どなかった。
働くことの意味がわからなかった。
生きることの意味がわからなかった。
だからこそ、そこにある今にないものを求めていた。
そんな、所謂、若者の物憂い感覚が、現実に破壊とか、価値観の転倒を希求していた。
もちろん、今も社会は信じていないし、消えれば良いと思う人間や価値観は山積みだけど、それは、あんまり今の俺に関係ないところで動いている気がする。
年金問題だと言ったって、そもそも貰える可能性がないじゃないかと思う。
だからあまり関係がない気がする。
アジア圏の若者は日本人の若者に比して、学習意欲や就業意欲において貪欲だというニュースをよく目にする。
ニュースを鵜呑みにするわけではないが、偽りの平和の中で育った人間よりも、苦境より高みを目指す人間に強い思いが生まれ、強い精神が宿るのは自然なことと思う。
今後、外国人労働者は増える一方だとも言う。
日本人は、日本にいながらにして、外国人と競争しなくてはならない。
仕事がなくなる。
ワーキングプア。
国の方針に納得が出来ない。
安い賃金で労働力を確保しなければならない現実を作ったのは誰か。
それもあまり今の俺には関係がない。
日本の民主主義は、全員が少しずつ我慢をしましょうという民主主義だと言われる。
ちょっと我慢し過ぎたんじゃないかと思う。
だから、今回の共産党のニュースを見て、何を今更と思った。
俺は今回のニュースで取り沙汰されている彼らと同年代だが、我慢せずにしまった。
というか、我慢の限界点が彼らより低かった。
俺がなくしてしまった感覚が現代に現れてきたという気がした。
亡くしてしまった思い。
それは何かに縋ること。
何かに頼ること。
何かのせいにすること。
本当に、心底、陶酔出来るような、人生を賭けられるような思想に出会った結果、共産党へ入党するのなら、話はわかるし、自分自身にも「英雄が現れれば、彼のために死ねる」という考えはある。
しかし、それは消去法によって導かれるべきではない。
自民も民主も当てにならないから共産党。
等というのは愚の骨頂。
仮に、共産党が駄目であった場合、彼らは言うだろう。
「共産党がもっとしっかりしていてくれればな」と。
最初に挙げた「指輪」。
それは、一種運命的な出会いだった。
自分で選び取った。
だからこそ、未だに追い求めている。
人生の舵は自分でとらなければならない。
そう思わされた夜。
相場の世界では、一般のニュースに○○ブームというものが流れ始めると、その相場は仕舞いだという見方がある。
このニュースに関してはどうか。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |