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いつだって、自意識が最優先するのだ。自意識を傷付けるなら、肉体を傷付けたほうがましだ。それはほとんど本能的といっていいほどに俺の精神にすり込まれているものだ。
~3~
生きるうえでの最高の満足は、自己犠牲で自尊心を満たすことではないか。
~7~
自意識と自尊心にこだわる男。
空手の達人として外面の完成度を高めつつも、内面に影を持つ処女。
その性欲。
性的アンバランス。
その危うさ。
新興宗教・ヤクザ・麻薬の話。
そう書くとバイオレンスなハードボイルド系だが、根底には精神の動きが随所に織り込まれる。
しかし、最終的には、男は自らの欲望を頼みの綱とし、少女はそれを受けて覚醒する。
詰めが甘い様な気がした。
世の中で最も始末におえないものが、文学青年であり、その次に始末がわるいのが文学青年崩れである。
~1~
結局それを証明するような作品だった様な気がする。
の中を整理していたら、こんなテキストファイルが見つかった。
~以下テキストファイルコピペ~
日本に住んでいた人々が、狩猟を生活の基盤としていたのは縄文時代までだろうか。
それほど博識な方ではないので、間違っていたら申し訳ないが、農耕というのは大陸から伝わったのだと記憶している。
狩猟によって生活を成していた頃は、明日食べるものに困ったはず。
獲物を獲る、木の実を採る等して生活をしていたはず。
その時代と言うのは、列島を騒がすような戦争が無かったのではないだろうか。
農耕を知ったことにより、明日食べるものには困らなくなったのだろうが、そこで貧富の差が生まれたのだと思う。
貧富の差は、欲を生む。
もっと裕福に、もっと幸せに(ここでは物質的充足が幸せか否かという議論は無視する)。
そして、農耕と共に輸入されたのが、戦の仕方ではないだろうか。
現在では、食料の安定供給により餓死すべき者が生き残り、医療の発達により病死する者が生き残るという世界にになった。
結果として、地球人口の爆発的な増加が起こってる。
そこにこそ問題がある。
ヒューマニズムを叫ぶ者は、世界には餓えて死ぬ者が居ると訴えては、アフリカ大陸等で農耕や医療・経済社会を広めようと活動を続ける。
その殆どは、欧米資本によるものだろう。
いずれ、資本の引き上げや吸い上げに移るような気がしてならない。
中には私財を投げ打ってまで行動を起こす人も居るのだろうが、救済地の人口が何十億と膨れ上がった場合、生かした責任を持つのは不可能だろう。
カーストの名残を持つインド、治安の安定を見ない南米が良い例ではないか。
グローバリゼーションという言葉が耳慣れてきて数年が経つが、それは、欧米等の世界の極一部の企業や資本家が、世界中から金を吸い上げるための機構ではないだろうか。
対抗する術は、自給自足の可能な土地で、小さな国家(あるいは生活共同体)を作る以外にないのではないかと思う。
~コピペここまで~
作成日は去年の梅雨頃。
多分「5分後の世界」「愛と幻想のファシズム」「人間失格」「ゲバラ日記」辺りの影響だろうと思うが、今の頭の中と大して変わらないところを考えると、こういう考えが頭に染み付いているらしいことに思い当たる。
因みにファイル名は「革命」。
苦笑した。
mixi日記に告知を書くのに、Possiが3周年で間違いなかったかどうかを調べたくて辿り着いたPossi Blog。
たまたま読んだ記事に俺の紹介文があった。
~以下コピペ~
DOG-R PROF…反体制。同じジャンルの中で闘争することに疑問を持ってからは主にアブストラクトビートに乗ってRAPをする。1960年代。僕は生まれてもいないけど、ビートルズやジミヘンが「音楽で世界を変えられる」と信じていたころの様にもがいている。人生という墜落が決まっている飛行機の中で。
~コピペここまで~
感動した。
これは誰が書いたんだろうか。
「ビートルズや…」の件にやられた。
こんな風に感じてくれていた人が居たとは。
感激した。
一年前、こんな思いの人間が居たのにもかかわらず、勝手にマイクを置いたことは反省すべきだ。
知らないというのは恐いことだ。
なにはともあれ、もう一度ステージに立ってみようかと思って過ごした年越し。
その気持ちに拍車をかけそうな一文に出会ったということは間違いがない。
Possibility Blog
「男は、小中高位までは、頭が良い・見た目が良い・足が早いとかでもてるけど、大学・社会人になるにつれ、この男は果たして金儲けが出来るだろうか?というところで、もてるもてない度が大きく変わってくる」
すると決まって否定された。
今日、そんな話を高校の同級生にしたところ、同じ感覚だということがわかった。
実際、女がどう思っているかは知らないが(知りたくもないが)、男がそういう結論に至るのは不自然ではないらしいことがわかった。
正月3日から何を言っているんだ、と我ながら思うが、そういう正月もあるものだ。
船を漕ぐ
たった一人の小さな船
船体は岩にでもぶつかれば木っ端微塵
オールは一本
或は二本
進行方向後ろを向き
目に映るのは水面に残る船の軌跡だけ
船を漕ぐ
たった一人で生きるように
船外はまるで別世界
オールは一本
或は二本
春の日差しを享受する
目に映るのは夢見心地の理想だけ
に成り下がるか否かの瀬戸際の年になりそうだ。
今の仕事は詰まらなくはないが、多分向いてはいない。
その位のことはわかっている。
じゃ、他にお前に何が出来ると問われれば答えはない。
好きなことで食えるほど命がけではないし、その気持ちもここ数年無いに等しい。
何か資格があるかと問われればそんなものもない。
特殊技能があるかと問われても何もない。
なにもない なにもない なにもない なにもないまちじゃ
あるいても はしっても ないても どこにもたどりつけない
なにもない なにもない なにもない なにもないまちじゃ
あれもない これもない それもない ここにいるイミがない
~なにもないまち/稲葉浩志~
街には色々が溢れ返っているが、俺に何もないのでは、そのうち八方塞だ。
悲しい現実。
タイトルに惹かれて手に取ったが、中身は稀に見る愚作。
訳者中野圭二の名前をググってしまう位、悪い意味での衝撃を受けた。
慶応の教授らしいが、本作に関しては訳がゴミ。
俺は英語はさっぱり出来ないが、その文章は言ってみれば直訳のような不自然さが目立つ。
また、「Remember Perl Harbor」を『真珠湾を覚えておく』とするような訳も目立つ。
当然「『忘れるな』だろうが、ボケ」と思いながら読んでいたので、物語自体も詰まらないものに感じられ、読み進む速度は牛歩の如き低速になった。
上下巻でおそらく半年程度かかっていると思う。
無駄な時間を過ごさせられた本。
これがインテリの本だというなら諦めもするが、過度な性的描写や絵画を取り巻く悪漢が鼻を鳴らして動き回る物語なのだから、そんなことはないと思う。
楽しませるという意識に欠ける訳。
世間的評価は別にして、俺に合わない本なのは間違いない。
15分の悪夢
というと、なんだかサッカーっぽい響きがある。
お約束の怪我初め。
レガースしてないと転ぶ。
してると転ばない。
年賀状出して、Asix2乗って、じゃがりこ買って帰ろうという計画で家を出た。
ちょっと長めにやろうなんて思ってPCの電源も落としたのに、30も経たずにじゃがりこにビールを追加して帰宅。
大して痛みはない(というかいつもの脛強打と同じ痛みレベル)んだけど、全長6cmを越える傷口。
こんな傷口は初めて見た。
ペダルのピンが皮膚と肉を浚っていった感じで、深さは1mm程度。
出血は少量。
ジーンズは少し破けた。
新年早々、ヒトリートでこんな怪我してる奴は居ないだろうなって思いで傷口の長大さを見たら、どうしようもなく笑えてきた。
数分笑った。
これは酷い。
もういくつ寝たら治るだろうか。
幸先が悪いことこの上ない。
鐘の音が聞こえる部屋で年越し。
結局寝正月決定。
精神的な反省・抱負はこちらに書いたので、新年一発目は多少具体的な欲求を。
仕事はもう少し締めて占めて行きたい。
クラブは絵描きメインで音楽なLiveもまたやりたい。
自転車はこれ以上数を増やしたくない。
と言いつつロードとトライアルが欲しい。
それはそうと、乗る機会を増やしたい。
怪我はしたくない。
金貯めたい。
煙草控えたい。
引越したい。
母に「ほら縁結びのお守りだってよ。買っといたら?」と言われないようにしたい。
以上、ぽっと頭に浮かんだこと。
明日は早起きして朝日でも拝みに自転車で出掛けよう。
監督:ハンス・ペッテル・ムーランド/脚本:ハンス・ペッテル・ブラー/音楽:ハルフダン・エー
出演:クリストッフェル・ヨーナル、アーネ・ダール・トルプ、アンネ・リュッグ
2006年 / ノルウェー
とても良い映画。
基本的に一人で映画を観る人間ではないから、「映画」カテゴリーすら作っていなかったが、なんとなく気が向いて観てみたら当たりだったので書いてみる。
共産主義の隆盛と衰退の中を生きた男女の話。
こんな書き方をすると、政治的な意味を汲まなければ観られない映画かと思われそうだが、そうでもないと思う。
確かに本作の本流は共産主義を主軸にした政治運動だが、それは、今の世の中に不満を抱く若者の姿とも重なると思ったため。
そして、そういった部分で俺には魅力的な映画だった。
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