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お呼びでないのに去来する憂愁。
昨夜、隙間だらけの少女を見た。
温度の低い少女。
渋谷なんかでよく見かける感じの少女。
親子で仲が良いのだから上手くいっている。
とは限らない綱渡り。
外行きの顔。
仮面を被り、被り、被り、一体いくつの面を持つのか、本人にもわからなくなっている。
脱ぎ方がわからない。
それは、ある種の大人が見れば一目瞭然であるのに、その解決策はわかっているのに、手出しは出来ない。
きっと、あそこにいた大人は皆その答えをわかっているのだと思う。
直接な手出しは出来ない。
彼女の世界を少し広げてあげる努力が関の山。
心の温度は、体温とは違い寄り添えば移りゆくものではない。
それは本人自身が温めたいと思うか否か。
寂しいと思うか否か。
本気でぶつからなければ、温度は上がらない。
そうでなければ、永遠に温度の移動は起こらず、温度は外部との摩擦でのみ緩やかな上昇をはじめる。
いくつもの
大切な
今
残酷の持ち主。
飼い主。
それが全てではないが、ときたま起こる衝動を殲滅することは至難。
あなたを忘れられない。
正確には好き「だった」。
LEGOに始まり、モンチッチ・動物園、水族館のぬいぐるみ・筋肉マン・BB戦士・ガンプラ・G.I,JOE・バイオニクルなどなど、人形に拘りを持ち、それを思うがままに動かすことに執着してきた。
ここはこうが良い。
あそこはああが良い。
性格はこう。
育ちはこう。
宿命はこう。
様々な想像(妄想)が広がりを見せ、自己陶酔に近い恍惚を味わう。
自ら作り出した存在を自由にできるというのは、人間が子供を生むことよりも正確で無慈悲。
ここ数年人形遊びなどしていない。
時たま何かを弄くったりはするが、それはただの想起にに過ぎず、フラストレーションの限界というわけではない。
そう思っていた。
そんな中、欲しい存在が目の前に現れてしまったら、それはまず、俺を後退させるらしい。
俺が独りで居る時の思考。
彼が独りで居る時の思考。
彼女が独りで居る時の思考。
俺と彼が居る時の波動。
俺と彼女が居る時の波動。
彼と彼女の波動。
どれも尊い。
だからこそテープレコーダーは生まれ、ビデオテープは生まれ、ビデオやDVDに進化したのだと思うが、それはやはり偽者でしかない。
例えば、世界的に有用な年号、西暦2008年9月10日の○時○分。
その瞬間、A地点でXという会話が成り立ち、それがどれほど魅力的だったとしても、それはその瞬間にしか存在し得ない。
時は戻らない。
例えば、当時の録画録音を見聞したとしても、それは単なる過去の追憶に過ぎず、当人たちは既にそこには存在しえない。
既に進んでいる。
例えば、2010年9月10日にその時の会話を再現したとしても、それは、2008年の再現に過ぎない。
それは単なる昔話で、御伽噺のようになるだろう。
生きているのは今で、重要なのはこれからの未来。
だからこそ、今日のこの時間・昨日の風景空気にいかに価値があり、記録をとっていなくとも勿体無いなんてことはない。
誰某2人の空気、3人の空気、それがあるからこそ、現象は生まれ、そこにレコーダーがあったり、誰かが居たりすれば、全くの異空間となる。
それでもなお、忘れられない夏があり、忘れられない夜があり、忘れられない酌み交わしがある。
俺の息、彼の息、彼女の息という観点での「域」、それはいつまでも尊い。
バイオリズムの変化。
そのあたりをしっかりと汲み取ってくれる存在がありがたい。
Thanks Tool.
体と心は別物だと感じ入る夜。
サガン・サリンジャー・ドストエフスキー・カフカ・サン=テグジュベリ・ツルゲーネフ・村上春樹・村上龍・竹山道雄・太宰治・灰谷健次郎・井上ひさし・赤坂真理・芥川龍之介等の名前が挙がるような話をする。
やはりまだまだ好きなのだなと思い至る。
俺が生きる理由はそれだけ。
愛を知りたい。
志半ばで死ぬかもしれないし、思ったよりも早く真相を知ってしまうかもしれないが、それは誰にもわからない。
その後は芸術の話へと雪崩れ込む。
根本は一緒で、表現(表に出す)方法が違うだけだから、10年近く一緒に居るのだなと思う。
二人とも不器用で不躾尖っていて、それで温かい。
Thanks Mst.
第1章・第2章・第3章・エピローグからなる作品。
帰りの電車内でちょうど第3章まで読み切った。
よく出来た作品だと思った。
ダークなオカルトなオタクな匂いが立ち込めているなかに、推理小説のような趣もある。
第3章を読み終えページを繰ると、エピローグの文字。
正直、ここで終わりにして欲しいと思ったが、帰宅後エピローグを読み、感想が変わった。
エピローグも「エンド」までは到達しない。
その点において最後まで秀逸だった気がする。
けれど、いかに非科学的であろうと、そしていかにエゴイスティックであろうと、やはりそれは愛情より他の名では呼べない。
~第3章3~
とある人形師が「自分の作った人形にうりふたつな人間は死ぬ」と信じ、自分の息子の生き写しのような人形を作った際に、それを少女に作りかえる作業を指した一文。
ついつい愛情と言う言葉に反応してしまう。
これから久しぶりに自転車。
気付けば、雨と酒のせいで柏の葉からまともに乗っていない。
明日は筋肉痛必至だなと思いながらも、23時から運動だ。
仕事。
これは相変わらず好転か。
雑誌の編集長なんてのと会うのは初めてだ。
というか電話とは言え話すのも初めてだ。
自分の権限で物を作って、それが世に出回るというのはどんな感覚なのだろうか。
来週の水曜日が、とりあえずの勝負所。
とは言うものの勝ち負けの問題ではないから、希望が叶えば良いなと気楽に行こうと思う。
Thanks Mr,Nakagawa.
事を仕損じる方かと言えばそうでもないから、ま、良いか。
で済ませてきてる。
やりたいと思ったら行動してみるものだというのが今はまだ強い。
やってみて駄目なら次にはちょっと変えてみる。
失敗しないと学べない馬鹿だから。
実際は、失敗しても時々忘れてしまう脳みそだ。
あと2つネタを考えなければならない。
脳みそよ。
今週・来週はおおいに働いてくれ。
夜はちゃんと寝てやるからさ。
It's only you, who can tell me apart
And it's only you, who can turn my wooden heart
~Only You~
出会ったのは、いつ頃だろうか。
物凄い勢いでCDを買い漁っていた頃だと思うから、少なくとも2~3年前からCD BOXに入っていたはずだが、意識して聴くようになったのはここ1年位。
よくよく意味はわからないが、好きな曲。
10年前の音と思うと切ない。
色々な意味で。
「こんな暗い音楽に歌をのせてくれる人が居るとは思わなかった」
とギターのなんとかがヴォーカルのなんとかとの出会いを語っているらしい。
けっこう居るもんだぜと、今の俺は思える。
重ね
笑む
りんご
の定義を「主に労働をして賃金を貰うという生活をしている者」と考えると、社会人になってから5年目に突入している。
例えば、社会人でない時代に、色々とクリエイティブでアクティブな生活をしていた者も、「社会人」という肩書きを張りつけられると、生活様式が一変したりする、なんていうことは決して珍しくない。
でも、それは別に残念なことでもなんでもない気がする。
残念というのは、あくまでその人物を第三者として見ている者の感想。
もっとあの人のあんなところを見ていたかったな。
とかそういうこと。
もし、本人が社会人としてのルーティーンを「残念だ」と本当に思っているのならば、その内にやりたい事をやり始めるはず。
それもしないままに、ただ「残念だ」と思ったり、言ったりするのは、まだ「残念だ」が足りていない証拠。
やりたい事が出来ないのなら、きっとその人物のクリエイティブな部分やアクティブな部分は滾々と涌き出る泉ではなかったということだ。
もちろん、一旦止まったかに見えた源泉が蘇ることもあるだろうし、それまでとは全く違う方向に水が流れ行くこともあるだろう。
それら全てをひっくるめて、決定を下すのは彼または彼女なのだ。
影響を及ぼすモノは、数多くあると思う。
しかし、決定しているのは本人に間違いない。
例えば人に影響を及ぼす原因に、近付くことすらも出来ない生活というのもあって、それは俺としてはエアーポケットにはまってしまうのに似ている気がする。
そこから、脱出できるかどうかというのも、あくまで脱出しようともがくか否かが問題。
よく「貴方のお陰で」とか「あいつがいなかったら」とかという台詞を自分自信も使うが、それは多分そういう人物を求めているから出会うのであって、その後の影響というのも一種の触媒の役割に過ぎない。
タイミング良く手にする本・音楽・映画、タイミング良く出会う人物・風景など、挙げたらきりがないが、それらもやりたいという欲求に対して、好影響というのを求めているから出会うのだと思う。
そう考えると、悪いタイミング、悪い出会いというのは、自分が気付かない隠れた感情が沸沸と沸いている時なのかもしれない。
それは、これまでの価値観では「悪い何某」かもしれないが、振り返ってみればそれが原因で物事が好転したりするのかもしれない。
だからこそ、自分の声はよく聞かなければならないし、求めているものに対し素直で居ようと思う。
だからこそ、影響を見極めてしっかりと感じ取ろうとする人物は尊い。
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